男女だけとは限らない

愛しあうのは、男女だけとは限りません。
男性同士、女性同士で恋愛をしている人だって世の中にたくさんいます。
例えば男性同士も一般的な男女のカップルのようにセックスをしますが、妊娠をしないからとコンドームを装着せずに行う人も多いのが現状です。
確かにコンドームを装着するよりも、隔たりがなく粘膜同士が触れ合う気持ちよさは格段に違いますが、性感染症になりやすく非常に危険な行為でもあります。
直腸はとてもデリケートな場所です。本来セックスで使用する場所ではないため膣に比べて分泌液がとても少なく、摩擦によって出血しやすい部分でもあります。
また、直腸の中には性病に関する菌だけではなく、A、B、E型肝炎ウイルスや赤痢アメーバが繁殖しているので、もし洗浄したとしても危険なことに変わりはありません。
特にアナルに挿入した状態で射精を行えば、HIV、クラミジアといった性感染症にかかる確率はグンと高まります。
それに口や舌を使って刺激するオーラルセックスも、性器クラミジア、咽頭クラミジアになりやすい行為です。
ここまで男性同士の話をしてきましたので、女性同士なら安全なのかといえばそうではありません。
アナルを使用することが問題なのではなく、性病に感染する原因となる行為を行うことそのものにリスクがあるからです。
例えばディープキスをしたり、お互いの性器を舐めるといった行為、女性器同士を接触させることも性感染症の原因となってしまいます。
このように男性同士、女性同士のカップルの方も、幸せなセックスをするためにも性感染症には十分気をつける必要があります。